中長期投資家の独り言

投資の技術的なこと、心構えなどを気の赴くままに。

1,000円から米国の大型株に投資できるという、One Tap Buyに申し込みました。

現在のアメリカ株と言えば過去最高に近い景気回復期の最中にあり、イールドスプレッドなどからも高値警戒感があります。開設申請をしたところ、口座開設希望が殺到しており、3週間待ちということでした。これだけ人気化しているということは、そろそろ天井も近いのだと思います。それでも同サービスを始めるのには幾つかのメリットがあると思いました。

株式市場においては、米国株が世界の株式市場を先導します。特に、今後は金利の影響を受けやすい、FANGをはじめとしたNASDAQハイテク系の動きに目を光らせておく必要があります。グロース株の動きから金余りの度合いや資金移動を知ることができます。
また、米国の大型株は収益の大半を世界で稼いでおり、完全なグローバル企業といえます。米国株の業績を見れば、世界経済を見ることが出来ると思うのです。

失ってもいい金額で実際に身銭を切り、米国株式の感覚を掴むのはとても大切です。本格的な金融危機は必ず米国で起きるからです。損しても問題ない金額で、市場の片隅に身を置き、米国を代表する企業を観察していれば、何もしていないよりはリスクに敏感に反応できるかと思います。

今回の景気サイクルが終われば、最終的には50%越え下落が来るでしょう。そうしたときには、少し大き目の資金をつぎ込んでもいいかもしれません。



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なんともよく分からないタイトルですが、今日は配当について考えます。株式を購入するときに、配当や優待を考慮したことはなく、気付けば配当が振り込まれたり、優待が送られてきたりしています。

かつては配当に対し、ネガティブな考えを抱いていました。税金を多くとられるからです。例えば1,000円の株式があります。配当が100円だとすると、税金は20円で、手元には80円が残ります。株価は配当落ちで100円下がるため、1,000-100=900円となります。結果として、900+80=980円が手元に残ります。このように、配当を出すと自動的に配当×税率が引かれることになります。ですから企業には、配当をするのではなく、配当分を事業に再投資してほしいと強く思っていたのです。

ですが、企業にはライフサイクルが存在します。立ち上がり、成長、鈍化、成熟。このサイクルの後半に差し掛かれば、企業は配当を出すか総還元性向を高め、末期ではそれを更に高めるべきでしょう。なぜなら、ライフサイクル後期では企業が事業でお金を運用するより、お金を投資家に還元し、投資家が運用した方が高い利回りを獲得することができ、経済合理的だからです。

現在投資している企業にも配当を出している会社が数社存在します。そして配当は、先ほどの経済合理性だけではなく、利食い面からも有意義な存在だと思うに至ったのです。例えば先ほどの株(A社株)を1,000株持っているとします。そして株式を売りたくはないけれど、徐々に利食いたいと思っている場合。企業が配当を出すことで、株価が下がり(1,000→900円)、手元には現金(80×1,000=80,000円)が入ります。これは保有株数こそ変化がありませんが、株価が下がり、その分手元に現金が入るという意味では、利食っているのと同じことなのです。

よって配当は、企業が自然に利益確定を行ってくれるという有り難いアクションなのです。9月期末が近づいています。利食いたくない2銘柄が配当を出してくれているため、利食いの代わりも兼ねて楽しみにしつつ、有り難く受け取ろうと思います。
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株式投資をしていると財務諸表に出くわします。自分の場合は、ビジネスモデル中心ですから財務を重視することは余りありませんが、業種によっては財務を読むことが今後を占う上で重要になります。

ここでは、財務諸表を0から読めるようになるための、3つの書籍を紹介します。





まずはこの1冊。コンパクトに財務三諸表の読み方がまとまっています。テクニカルトレーダーだった自分が、まず最初に手に取ったのがこの1冊です。各項目について、分かりやすく解説されており、初学者でしたが、一気に見えるものがありました。また、事業を見るときに財務データをどう使うかといった視点からも解説がなされており、財務と経営の橋渡し役も果たしてくれます。








こちらもコンパクトにまとまっており、薄い文庫本です。その中に、色々な事がまとめられています。3表がどういった形でつながるのかを実例で示しているのも分かりやすいです。また、発展編として、企業経営の中で発生するイベントを会計としてどう捉えるのかについても解説されています。





財務諸表分析(第7版)
桜井久勝
中央経済社
2017-03-01




桜井先生のテキストで、大学ではよく使われる1冊です。どのように企業を分析するのかという点にフォーカスが当てられています。先の2冊では出てこなかった、3諸表を跨いだ数字分析は一通り抑えておくと役立つかと思います。経理目線の書籍が多い中で、投資家目線で企業をどう分析するかという点に関して、専門的かつ学術的に記されています。




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