中長期投資家の独り言

中長期投資の投資スタイルなどを気の赴くままに

スポンサードリンク

☆アッという間に11月

久々の更新です。

年末にかけて仕事のボリュームが増えたり、新規で色々と始めたりとバタバタしています。気付けば、あっという間に11月中旬。毎年この時期になると、「1年が過ぎるのは、早いなぁ~。年取りたくないなぁ~」なんて思います。。。



☆投資

投資の方は基本的にホールドで、シナリオが狂った銘柄だけ入れ替えたり、3年後の目標株価とのGAPや確度をベースにウェイトを調整しています。


☆目標株価

目標株価はトップラインのCAGRと営業利益率(+税率など)からEPSを算出して、PERについては 1、成長率 2、成長期間 3、確度 からPEGを算出→EPS成長率にPEGを乗してPERを算出 といった具合で導出しています。レンジを広めに取るためにマトリックスを作って、ビジュアル化しています。

これは、とある銘柄のターゲット価格のマトリックスです。売上CAGR、営利率、PERの3要素で表を作成しています。

2017y11m12d_110306664

こんなの当たらないでしょ、DCFでFCFとdiscount rate求めて、1段階成長、2段階で成長率出して(ry と言われそうですが、DCFは変数が多すぎるので、単純にEPS、PERから算定することにしています。

この表の銘柄については営業利益ベースでCAGR35%の成長を見ていました。出てきた直近の通期着地がガイダンス上振れの+37%成長、新規ガイダンスは+32%成長とほぼインラインの数値となりました。

という訳である程度見通しは効くのかなぁと思っています。



☆今取り組んでいること

去年の今頃も同じことを書いた気がしてますが、相変わらず色々な企業を見ています。有報通読から入り、短信、開示、HP、動画などを見ています。最近では1日3社ペースで進めていたので、少しバテています。

特に12月にはIPOが集中するので、読み込む資料が多くなります。加えて決算期ですしね。

買える買えないは別として、色々な企業を見ていくことでスキルは確実に蓄積されていくと思っています。修行中の身ですので毎日コツコツと1銘柄でも多く調べていこうと思います。


☆それにしても市況が、、、

最近は連日で日経が高値を更新したりと、「強いなぁ」と感じています。一方でマザーズはあまり上がっていなかったり、ふーんと思いながら見ています。

2018年には米国発でリセッション入りかな?なんて思っていますので、すこし警戒しながら臨んでいます。

とはいっても全体の市況を見通すより、個別株が高いか安かを意識して、それに応じて売買をしていれば自然と現金比率も高まるので、見通しにくいものは漠然と捉える程度にしています。

そんなこんなで、寒くなりますがご自愛くださいませ!

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

前回は、週足チャートを基準にエントリーのタイミングを図るというスタイルについて書きました。今回は週足チャートを利用した撤退戦術について具体的に書いていきます。


☆全体像
扱っている銘柄には高いPERの銘柄も存在します。例えば30倍といったPERの銘柄です。そうしたバリュエーションの銘柄を、安くなったから買い増すというのは非常に危険です。グロースからバリューへの移行時にはEPSとPERの両方で下方の修正が起こるからです。また、金融危機時など全体的な水準訂正が起こる場合にも、高いPERの銘柄から撤退することが賢明です。

週足チャートは業績とほぼ連動しています。日足ではノイズが多く、月足ではタイミングが遅くなるため、週足を利用しています。そして、週足を使うことで2つのリスクを察知して避けることができます。

1、業績の異常
中小型株は大型株と比較して、業績が漏れやすい傾向にありそうです。また、流動性が低いため、インサイダーの売りが株価へダイレクトに反映されます。週足チャートで異常を感じた場合は、大体においてその後に業績の異常が待っていることが多いように思います。

2、市場全体の下落
市場全体が下落するときも、個別の週足チャートを見て、撤退するか否かを決めます。

このように、週足を見ることで個別リスクと市場リスクの両方から資産を守ることができるのです。


☆週足を用いた撤退
エントリー時には、週足チャートからある程度の撤退ポイントを明確にします。「この水準まで株価が下がれば、自分が見逃している何かが存在する」といった考えがベースにあります。

撤退は徐々に行うこともポイントです。そうすることで、ノイズに引っかかってポジションを減らすことも防げます。徐々に動くことが相場変動に処する最善の方法だとおもっています。


☆撤退ポイントの上方修正
エントリー後に撤退ポイントまで株価が下がることなく、上昇したとします。その場合、四半期に1度週足チャートを基に、”撤退ポイントの上方修正”を行います。四半期に1度決算が発表されるため、それとタイミングを合わせます。四半期業績を反映させるために、撤退ポイントを移動させます。撤退ポイントは上方に移動させることはあっても、下方に移動させることはありません。どんどん損失が大きくなり、塩漬け銘柄となってしまうからです。

四半期に1度の撤退ポイントの上方修正では、「ここまで下がればトレンドが崩れるだろう」というポイントへ修正ポイントを移動します。異常が無ければ上昇トレンドに乗ることができますし、何かあれば下降トレンドへと突入するため、撤退することになります。

1四半期の数字が悪いだけでは、週足チャートが下降トレンドへ突入することはあまりありません。通期への懸念が生じた時に週足チャートは下降トレンド入りします。ですから、たまたま1四半期の業績が悪かった場合などは週足チャートにおける買い増しタイミングになります。


☆まとめ
色々と述べましたが、週足を用いることで「市場リスク」と「個別リスク」の両方から身を守ることができます。そして1四半期に1回の頻度で撤退ポイントの上方修正を行うことで、利益をトレール注文の形で守ることができます。週足トレンドの下落は通期レベルでの業績悪化シグナルであるため、高いPERの株式を保有している場合は、急いで逃げるのが賢明だと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

ファンダメンタルとチャートを観察していると、軒並み週足チャートが業績に連動しており、また時として先行していることに改めて気付きました。

扱っている銘柄が中小型株だというのもあるかもしれません。中小企業は大企業に比べてガバナンスも甘く、中身が漏れているというのが理由かと最近思っています。もちろん株価は業績に連動し、指数は景気に先行することは昔から言われていることですが。。。また、資金効率を考えた時、やはり動かない銘柄を1年も持っておくというのは勿体ない気がしています。

これまでは「いい企業を十分に安い価格で買う」としていました。

一方で最近は

何を:ファンダが好きで、綺麗な週足チャート(上昇トレンドか少なくとも横ばいor下落トレンドの下げ止まりが確認できる)



いつ・いくらで:そこそこに安い価格で、十分に押したとき(週足の中の深めの押し目)に買う

というスタイルに移行しつつあります。

ファンダが良好であるというのは、株価上昇のエネルギーにつながります。また、ファンダが好きであるという条件は、握力につながるため、大変重要です。次に、週足チャートが綺麗であれば下げ相場でも多少の抵抗力が存在することになります。週足が下落していると軒並みファンダメンタルも悪化してくることが多いように思います。

こうしたスタイル変化の背景にあるのは1つの事件でした。四季報決算漏れです。



2017y08m25d_094326598



上はとある銘柄の週足チャートです。チャートの1つ目の矢印で3Qの発表がありました。それ以降横ばいが続き、2つ目の矢印では四季報予想の大幅下方修正が続きました。この時点で週足チャートでは株価が26週線を大幅に割り込み、株価は下降トレンド入りしました。

2つ目の矢印地点で例え少しでも売却していれば、その後の下落の影響を多少なりとも緩和することができたはずです。結局、通期下方どころかガイダンスは真っ赤で、ウェイトを減らしていたとはいえ、想定外のガイダンスに真っ青になりました。

ついこの間までプレビューレポートなんてものが出ていたのですから、アナリストなど一部の人に先行して情報がいきわたっているのも説明がつきます。そう考えた時、株価は業績に先行するというのも納得できたのです。

これまでのスタイルに週足チャートの重視を加えただけで、一見そこまで大きな変化ではありません。ですが、資金効率を考える上では
多少なりとも効果があるように思います。


次回は週足チャートとファンダメンタルを連動させた撤退手法について書こうと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

↑このページのトップヘ