ストック対フローという語り方をよくされますが、ストックは売上の安定以外にもポジティブな要素が多い気がしました。

書籍にも書きましたが、ストック型で注意すべき点は

・解約率
・特定顧客への依存度

であり、この2つを見ておけば売上面に関しては大きく失敗することは少なくなります。

売り上げは多くの企業にとって容易に計上できるのですが、問題なのはそれに伴うコスト管理です。最近の中小型株の下方修正を見ていてもコスト部分の上昇が売上の増加を上回ってしまうことに起因するものが多々あります。ですが、ストック型企業にはそうしたことが少ないように感じます。

フロー企業は売上予想が立てにくいため、自社の費用部分を外部委託することが多くなります。特に中小のシステム会社では外注加工費が原価の大半を占めることがあります。これは中小である故自社で抱えきれないというのもありますが、ストック型ではないため売上予測が立たない→抱えこむことに抵抗がある といった要因があるように思いました。実際、同規模・同業態のベンダーでストックvsフロー企業を比較したとき、見た限りにおいてはストック企業の方が外注加工費が低い傾向にありました。

つまり、

・ストック企業
売上が安定しており、それに伴い原価部分も社内で抱え込み→コントロールが効く

・フロー企業
売上が不安定であり、変動に対応するため原価部分は外注→外部要因に左右される

という図式が成り立つのではないかと思うのです。

結果として売り上げだけでなく、費用も安定することから利益はより安定します。

ここまでの話は決算やビジネスモデルを見ていて感じたことであり、感覚レベルでありまったく実証されていません。ですが、何かしらのヒントがあるように感じたので文章にしました。

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