投資の神様というとき真っ先に思い浮かべるのがバフェットでしょう。バフェット賞賛の書籍は巷にあふれており、あたかも彼の真似をするだけで億万長者になれるようなかかれ方をされています。

 

本書はそうした全体的な賞賛への強烈なアンチテーゼとして、確固たる存在感を示しています。「バフェットの猿真似では儲からない」というヘッドにすべてが現れています。各章では、いわゆるバフェットの手法を述べ、個人投資家が真似すべきでない点とその理由を記しています。

 

結局のところ、バフェットは米国の黄金時代に生き、我々は日本の衰退期に生きており、環境が全く異なるのです。ですから、彼の物真似をするのではなく、独自にローカライズさせたスタイルに練り直すべきだと言えます。

 

筆者はバフェットのスタイルを全否定するのではなく、盗めるところは盗みつつ、真似すべきでない点を炙り出すというスタンスをとっています。

 

一通り相場の基礎を学び終わった方、そして既に相場で活躍されている方、すべての投資家さんに贈りたい一冊です。





スポンサードリンク