目標は高い方がいい、とはよく言われることです。ただ、投資においての高すぎる(パフォーマンス)目標の設定は、そのこと自体がリスクであると思っています。高すぎる目標によりリタ―ンにばかり目が行くことで、リスクが見えなくなってしまうことが多々あるからです。また、行きすぎた場合には目標パフォーマンスが絶対化して”達成せねばならない”という強迫観念まで抱くことになる可能性があります。結果として高いレバレッジをかけてしまうかもしれません。

「相場は、儲けたい時に儲けさせてくれるほど、都合の良いものではない」とは古い格言ですが的を得ています。毎日やるべきことを積み上げた結果として収益があるのだと思います。投資本などでは、これを医者と弁護士に例えられることがよくあります。「彼らは高収入であるが、それは飽くまで結果であり、最高の仕事を為すことを目標としている。」といったものです。投資も職人技みたいなので、サイエンスよりアートの要素が強く、医者や弁護士に似ているとよく言われます。

パフォーマンス目標を持つとすれば、少し背伸びすれば達成できる数字にするのがいいかもしれません。ただ、収益(結果)に対する目標ではなく、やるべき事を目標として設定し、しっかり達成する。そうしているうちに、結果として利益が累積するのだと思います。

スポンサードリンク