中長期投資家の独り言

中長期投資の投資スタイルなどを気の赴くままに

スポンサードリンク

カテゴリ: 書籍

1か月ほど前ですが、日経マネーの定期購読申し込みをしました。

これまでは欲しいものリストへ登録したあと、Kindle Unlimitedで読めるようになった時にまとめて読むというスタイルでした。ただ、内容が濃いく、バックナンバーも置いておきたいという理由から定期にしました。

投資関係のマネー誌は数多くありますが、内容や密度では「日経マネー」が一番だと思います。特に個別株を扱うボリュームが多く、忘れていた銘柄を思い出させてくれて、それが投資につながるということもあります。また、マクロ面も深堀りされています。超一流の投資家さんのインタビューも勉強になります。

コンパクトな薄さに密度の濃い内容がたっぷりです。明らかに価格以上のベネフィットを提供してくれるので、毎号読むのがおすすめです。





日経マネー 2017年 09 月号
日経BP出版センター
2017-07-21








このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

株式投資をしていると財務諸表に出くわします。自分の場合は、ビジネスモデル中心ですから財務を重視することは余りありませんが、業種によっては財務を読むことが今後を占う上で重要になります。

ここでは、財務諸表を0から読めるようになるための、3つの書籍を紹介します。





まずはこの1冊。コンパクトに財務三諸表の読み方がまとまっています。テクニカルトレーダーだった自分が、まず最初に手に取ったのがこの1冊です。各項目について、分かりやすく解説されており、初学者でしたが、一気に見えるものがありました。また、事業を見るときに財務データをどう使うかといった視点からも解説がなされており、財務と経営の橋渡し役も果たしてくれます。








こちらもコンパクトにまとまっており、薄い文庫本です。その中に、色々な事がまとめられています。3表がどういった形でつながるのかを実例で示しているのも分かりやすいです。また、発展編として、企業経営の中で発生するイベントを会計としてどう捉えるのかについても解説されています。





財務諸表分析(第7版)
桜井久勝
中央経済社
2017-03-01




桜井先生のテキストで、大学ではよく使われる1冊です。どのように企業を分析するのかという点にフォーカスが当てられています。先の2冊では出てこなかった、3諸表を跨いだ数字分析は一通り抑えておくと役立つかと思います。経理目線の書籍が多い中で、投資家目線で企業をどう分析するかという点に関して、専門的かつ学術的に記されています。




このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

投資の神様というとき真っ先に思い浮かべるのがバフェットでしょう。バフェット賞賛の書籍は巷にあふれており、あたかも彼の真似をするだけで億万長者になれるようなかかれ方をされています。

 

本書はそうした全体的な賞賛への強烈なアンチテーゼとして、確固たる存在感を示しています。「バフェットの猿真似では儲からない」というヘッドにすべてが現れています。各章では、いわゆるバフェットの手法を述べ、個人投資家が真似すべきでない点とその理由を記しています。

 

結局のところ、バフェットは米国の黄金時代に生き、我々は日本の衰退期に生きており、環境が全く異なるのです。ですから、彼の物真似をするのではなく、独自にローカライズさせたスタイルに練り直すべきだと言えます。

 

筆者はバフェットのスタイルを全否定するのではなく、盗めるところは盗みつつ、真似すべきでない点を炙り出すというスタンスをとっています。

 

一通り相場の基礎を学び終わった方、そして既に相場で活躍されている方、すべての投資家さんに贈りたい一冊です。





このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote


個別株を選ぶ際は、投資対象をボトムアップで選ばれる方が多いかと思います。四季報をめくり、企業を選び、そして企業を仔細に見ていくという手順です。ですが、各業界の大局を頭に入れていくことで企業を見た時のリアクションが速くなります。ボトムアップで企業を選びつつ、トップダウンをスパイスし、企業を選ぶことができるのです。

今日は中長期投資家の方に参考になる4誌をご紹介します。それぞれがテーマや業界状況について細かく解説してくれています。






業界地図は他社も発行しています。有名なものは日経新聞社が発行する業界地図ですが、内容や読みやすさでは東洋経済社に軍配が上がります。東洋経済新聞社には四季報によるデータの蓄積とノウハウがありますから、東洋経済新聞社の業界地図の内容が圧倒的に充実しています。ページ数はそれほどなく、通読して全ての業界を知っておくような使い方かいいもしれません。


日本国勢図会〈2017/18〉
矢野恒太記念会
2017-05-01



各業界の統計数値を文章と共に、ひたすら羅列した書籍です。全国ポストの数から各地域の病院の病床数まで、幅広く網羅しています。それぞれのデータは点ですが、全てに目を通すことで点と点が結びつきます。また、単に数字に目を通すだけではなく、自分で予想しながら数値を見ていくといいかもしれません。そうすることで自然とフェルミ推定のスキルが身に付き、企業分析にも役立つと思います。








製造業は個人投資家にとって一番難しい投資対象かもしれません。業界に馴染みが無い上、何を作っていて、それがどういった役割を果たすのかを知らないためです。本書においては、様々な製造業における製造工程から最終製品を解説、さらに中間部品・素材を写真付きで解説しています。製造業で面白そうな企業を見つけたけれど分かりにくい、そうした時に手に取ると役立ってくれる1冊かと思います。








1年間で話題になったテーマやトピックニュースを総ざらいしてくれる一冊です。ジャンルも幅広く、何が起こったのかをしっかり把握するのに役立ちます。年末に本書を読み、来年について考えるという使い方がよろしいかと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

オールタイムベスト3書籍を掲載します。

1位







手にとって、まず思うのが「文章が多く教科書みたい」といったもの。1回目を読んだ時は消化できませんでした。ですが、2回目、3回目と読むうちに本質やこの本の凄みが徐々に分かるようになってきました。

本書では、投資哲学の基礎となる、大切な物事の考え方を20個紹介してくれています。なんとなく経験を積むよりも、ここに書かれている教えを基に相場経験を積めば、成長曲線も加速すると思います。

結局、一番大切な1冊ということで、いつでも手に届くところに置くようになりました。ウォーレンバフェットも推薦する1冊。


2位




手に取って思うのは、分厚い!でしょうか。確かにとても分厚く、簡単な辞書くらいのサイズになります。ですが、内容はとても読みやすく、すらすらと頭に入ってきます。

様々な事例を基に、不確実な現代社会で如何に生き延びるのかについて教えてくれます。企業経営の本ですが、④は不確実性の塊である投資の世界にもそのまま役立てることができます。

追い風の時も向かい風の時も心に留めておきたい内容ばかりの、刺さる1冊です。



3位

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
ナシーム・ニコラス・タレブ
ダイヤモンド社
2008-02-01



とにかく難しい1冊!それもそのはず、著者はガチガチの哲学者です。同氏の著書にはブラックスワン強さと脆さ反脆弱性などがありますが、どれも大変冗長的というか、難しく書かれています。

その中でも比較的読みやすいのがこの1冊です。そして内容もFooled by Randomness ~ランダム性に騙されて~ということで相場に関わる人になじみ深い内容です。

書籍の中では、”違った世界”や”弾倉1,000発のリボルバー”など、独特の考え方が出てきます。それらを通して金融市場を見た時、市場で遭遇する運やまぐれに対して、これまでと異なった捉え方が出来るはずです。


このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr Clip to Evernote

↑このページのトップヘ