中長期投資家の独り言

投資の技術的なこと、心構えなどを気の赴くままに。

タグ:バフェット

投資の神様というとき真っ先に思い浮かべるのがバフェットでしょう。バフェット賞賛の書籍は巷にあふれており、あたかも彼の真似をするだけで億万長者になれるようなかかれ方をされています。

 

本書はそうした全体的な賞賛への強烈なアンチテーゼとして、確固たる存在感を示しています。「バフェットの猿真似では儲からない」というヘッドにすべてが現れています。各章では、いわゆるバフェットの手法を述べ、個人投資家が真似すべきでない点とその理由を記しています。

 

結局のところ、バフェットは米国の黄金時代に生き、我々は日本の衰退期に生きており、環境が全く異なるのです。ですから、彼の物真似をするのではなく、独自にローカライズさせたスタイルに練り直すべきだと言えます。

 

筆者はバフェットのスタイルを全否定するのではなく、盗めるところは盗みつつ、真似すべきでない点を炙り出すというスタンスをとっています。

 

一通り相場の基礎を学び終わった方、そして既に相場で活躍されている方、すべての投資家さんに贈りたい一冊です。





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オールタイムベスト3書籍を掲載します。

1位







手にとって、まず思うのが「文章が多く教科書みたい」といったもの。1回目を読んだ時は消化できませんでした。ですが、2回目、3回目と読むうちに本質やこの本の凄みが徐々に分かるようになってきました。

本書では、投資哲学の基礎となる、大切な物事の考え方を20個紹介してくれています。なんとなく経験を積むよりも、ここに書かれている教えを基に相場経験を積めば、成長曲線も加速すると思います。

結局、一番大切な1冊ということで、いつでも手に届くところに置くようになりました。ウォーレンバフェットも推薦する1冊。


2位




手に取って思うのは、分厚い!でしょうか。確かにとても分厚く、簡単な辞書くらいのサイズになります。ですが、内容はとても読みやすく、すらすらと頭に入ってきます。

様々な事例を基に、不確実な現代社会で如何に生き延びるのかについて教えてくれます。企業経営の本ですが、④は不確実性の塊である投資の世界にもそのまま役立てることができます。

追い風の時も向かい風の時も心に留めておきたい内容ばかりの、刺さる1冊です。



3位

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
ナシーム・ニコラス・タレブ
ダイヤモンド社
2008-02-01



とにかく難しい1冊!それもそのはず、著者はガチガチの哲学者です。同氏の著書にはブラックスワン強さと脆さ反脆弱性などがありますが、どれも大変冗長的というか、難しく書かれています。

その中でも比較的読みやすいのがこの1冊です。そして内容もFooled by Randomness ~ランダム性に騙されて~ということで相場に関わる人になじみ深い内容です。

書籍の中では、”違った世界”や”弾倉1,000発のリボルバー”など、独特の考え方が出てきます。それらを通して金融市場を見た時、市場で遭遇する運やまぐれに対して、これまでと異なった捉え方が出来るはずです。


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